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元日に行ったシーパラですが、園内に何やら気になるお店があったので行ってみました。その名も「東毛酪農63℃」。今でこそ巷に溢れていますが、魚介のお店なら「〇〇水産」、肉のお店なら「〇〇農場」といったように店名だけで新鮮に感じてしまう手法ってありますよね。というわけで乳製品なら「〇〇酪農」ってつくと、ついつい吸い寄せられてしまうのです。
ちなみに東毛酪農は群馬県沼田市に牧場、群馬県太田市に工場があります。

ところで63℃って何?

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と疑問に思っていたら、答えがお店の壁に描かれていたのです。

ヨーロッパ諸国から製法を学んだ63℃30分殺菌の牛乳は、搾りたての生乳に近い生クリームが浮く、やさしい香りと甘さの牛乳です。東毛酪農63℃のミルクで出来たスイーツをお楽しみ下さい。

市販牛乳のほとんどが120~130℃で2~3秒間殺菌する「超高温瞬間殺菌」と呼ばれる手法が使われているなか、東毛酪農の牛乳は
63℃で30分の「低温保持殺菌」。短時間で殺菌できるならそっちのほうがいいじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、超高温で殺菌するこにより、後口の悪いねばつきやタンパク質等が焦げた独特のにおいが発生してしまうのです。その点、低温保持殺菌のものは、やさしい香りと味が保たれた美味しい牛乳というわけです。
                                                   
殺菌方法温度時間
超高温殺菌120~130℃2~3秒
高温短時間殺菌72℃以上15秒以上
低温保持殺菌63℃30分

そんな低温殺菌牛乳を使ったソフトクリームを食べてみよう!

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白と水色を基調とした広々とした店内。

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照明が牛乳瓶でできていたりするのが洒落ていますね。

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ソフトクリームのレギュラーメニューはこちら。
・牧場ミルク
・コーヒー
・コーヒーミックス
・牧場ヨーグルト
・宇治抹茶ミルク
・宇治ほうじ茶ミルク
・抹茶ほうじ茶ミックス
の7種類。

・プレーン
・海の塩
・竹炭ゴマ
の3種のコーンまたはカップを選んで注文します。

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ちなみに冬季限定で「ストロベリー」も用意されていました。2月28日までの期間限定です。

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「牧場ミルク(コーン:竹炭ゴマ)」410円
こういうお店では何を食べるか、いつも決まっています。それは牛乳本来の味がいちばんわかるもの。つまりデフォの牧場ミルクなんです。事前に勉強したとおり、やさしい香りと味。410円はソフトクリームにしてはちょっと高額ですがそれでも食べてよかったと思わせる味。竹炭ゴマのほんのり香ばしい風味との対比もGood!
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「ストロベリーソフト(コーン:海の塩)」410円
息子が食べたのはストロベリーソフト。ヨーグルトを効かせた爽やかな仕上がり。海の塩コーンのほんのり感じる塩味がクセになる♪

というわけでシーパラに行ったらぜひ食べてもらいたいソフトクリームの紹介でした!

この記事の写真は下記のカメラとレンズで撮影しています。



東毛酪農業協同組合
https://www.milk.or.jp/

東毛63℃
https://www.milk.or.jp/63.html

東毛酪農63℃八景島シーパラダイス店
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140310/14073541/