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西多摩地区で永福町系の話になると必ず「美味しい!」と話題に挙がってくるのがこの増戸 大勝軒。先日ようやく初めて行くことができました。ちなみに奥さんとふたりです。

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店の入り口の両脇にはフクロウのオブジェが。傘入れもフクロウだし、店内にもいたるところにフクロウが置かれていました。それだけで少し驚きですが、それよりも店内のテーブルや椅子がラーメン店ではなく完全に昭和時代の喫茶店にしか見えないことに驚きを禁じえない!喫茶店の居抜きで入ったのか、それともオリジナリティのあるラーメン店を目指して昭和の喫茶店をイメージしたのか。おそらく前者だと思うのですが、店主さんが女性であることから後者の可能性も捨てきれないなんて勝手に思っています。

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「中華麺」810円
食べたのはこちら。ステンレストレイの上の大きな丼に入ったラーメン。メンマ、ナルト、小さめのチャーシュー、柚子の皮ぐらいまでは一般的な永福町系と同じ。そして「増戸 大勝軒」オリジナルのかためのわかめ。

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上からもパシャリ。ステンレストレイの縁に装飾レリーフがあるので、もしかしてさっきの話はやっぱり後者もあり得るかも!

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スープを一口。まず感じることは熱い!ここらへんも永福町系の特徴だと思いますが、ラードで膜がされていて熱いスープが最後までずっと熱い。だから店内がエアコンでキンキンに冷えているのか・・・。そして味は豚と煮干の清湯スープ。全体的に胡椒が効いていて、優しい味わいの中にじんわりとした胡椒のスパイシーさがあります。

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麺はかなり柔らかめの縮れ麺。ここは好き嫌いが分かれるところでしょうね。僕は基本的には初訪時はスープも麺もデフォで食べて、その店の特徴を味わいたいタイプなのですが、再訪するときには、可能ならば麺かためでも食べてみたいです。

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柚子の皮はときおり清涼感を与えてくれます。そしてワカメは昆布煮のようなかたいものが使われていて、スープの味をワカメ味に変えてしまわないので安心。具がスープの味を変えてしまうのって少し苦手なんです。

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噛み応えのあるみっちり詰まったチャーシュー。

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デフォの2玉では量が多い人は「中華麺(少なめ)」702円もあるのでご安心ください。猫舌の奥さんはれんげを使って麺を食べてました。

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最後にメニュー。いつかワンタン麺食べてみたいなぁ・・・。

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店名:増戸 大勝軒
住所:東京都あきる野市伊奈891-9
営業時間:10:00〜20:00
定休日:毎週月曜日、火曜日
駐車場:店の西側に3台分あります。