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春の「サントリー 登美の丘ワイナリー」ツアーに参加しました<前編>春の「サントリー 登美の丘ワイナリー」ツアーに参加しました<中編>の続きです。
登美の丘ワイナリーを後にした一行は、甲府市街にある蕎麦店「純手打そば 奥村本店」に向かいました。創業なんと360年という江戸時代から続く老舗中の老舗なのです。

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まずはマスターズドリームで乾杯!ビールは最初の一杯だけ。あとはず〜っとワインです。

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まずはオクラの和え物。淡い旨味が甲州と優しく合います。

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そして春らしい食材が随所に使われたお料理たち。

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ひとつのお皿でも味付けが違うと、ベストマッチするワインが変わってきます。

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たとえば若筍には甲州。

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酢味噌も甲州。

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厚焼き玉子は甲州〜マスカット・ベーリーAのロゼもいい感じ。

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はまぐりにはパン粉やバターが使われていたので甲州よりもシャルドネがよく合いました。

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こちらは魚版&日本版のタルタル。鯛や烏賊や鮪で作られたタルタルに山葵の花や若布、茗荷が添えられています。断然、すっきりした甲州で食べたい一皿。

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続いては少し甘めの味噌だれが塗られた牡蠣。酢味噌には甲州が合う印象ですが、甘めになるとマスカット・ベーリーAに寄ってくる感じ。さらに表面についた焦げ目もマスカット・ベーリーAとの橋渡し役をになっています。

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鴨の治部煮のような脂があり、ややこってりしたお料理は登美の丘の赤の範疇に入ってきそう。

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鴨に続いてお肉の連打。甘辛い焼きすき焼きにたらの芽とふきのとうの薄衣揚げ、お肉の下にはマッシュポテトと二重にも三重にも折り重なった味わいにはどれを合わせていいのか方向性を見失ってしまい、オールマイティーなマスカット・ベーリーAロゼを。終盤はずっとこのロゼを飲んでいたような。

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最後は蕎麦を頂きました。やや白っぽい手打ち手切りの蕎麦。蕎麦とつゆの風味から・・・合うのはやっぱりマスカット・ベーリーAかな。

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デザートは山梨の桃で作った自家製シャーベット。山梨は美味しいワインに美味しいフルーツがあってとても羨ましいです。

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この日は最初から最後まで、お料理と日本ワインの味のマッチングを探る旅、とても楽しかったです。なかなかできない貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました!!!