1a68b540.jpg
11月3日、文化の日に開催されたブロガーイベント
「登美の丘ワイナリー秋のぶどう収穫感謝祭 技師長が語る"日本ワイン"の魅力」に参加してきました。

サントリー 登美の丘ワイナリー チーフワインメーカーの高谷俊彦さんに存分に語っていただきました。
5a126028.jpg
八王子から甲府駅まで2時間弱。
甲府駅から用意していただいたバスに乗り換えて登美の丘ワイナリーに到着。

到着してすぐ敷地内にあるお店"ワインテラス"で昼食となります。


f76b5645.jpg
作業カウンターの背面にはずら~っとワインが収められていて壮観です。


681f1e15.jpg
昼食は肉料理と魚料理を選ぶことになっており、
富士桜ポークのソテー 赤ワインソースを選びました。
きめ細かな肉質、風味高い甘めのソース。
ぺろっと一枚たいらげて、他のブロガーさんのお肉も半分もらっちゃいました(笑)


59754f2a.jpg
登美の丘(赤) 2008 750ml / Alc 12.5%

これが登美の丘ワイナリーに来て最初に飲んだワインになります。
正直に言うと、今まで日本産の赤ワインで美味しいと思ったことがなかったのですが、
この"登美の丘(赤) 2008"は素直に美味しいと言える味でした。
(最後の懇親会ではこのワインばかり飲んでいました。)


4aa4330d.jpg
魚料理を選んだ方はこちら。
真鯛のバルサミコソースです。


250e87af.jpg
当初は料理に合わせてワインを1杯と聞いていたのですが、白ワインも飲めるということでいただいちゃいました。

登美の丘(シャルドネ) 2008 750ml / Alc 12.5%

ee99a453.jpg
その後、再びバスに乗り、見晴らしのいい丘の上に行きました。


9271e8c3.jpg
曇り空でしたが富士山も見えましたよ。
写真がないですが!


b0c8909a.jpg
展望台から見下ろすぶどう畑もいいですが、


8c682ee5.jpg
やっぱりもっと近づきたいですよね。


a77e980b.jpg
というわけで初めてぶどう畑に入ってきました。


f9bd0b9b.jpg
これが有名な"カベルネ・ソーヴィニョン"のぶどう。
ワイン用のぶどうはそのまま食べると美味しくない・・・なんて話をよく聞きます。
確かに食用よりは酸味が少しあり、皮が分厚く、身が少なめなのですが、思っていたよりも甘味がありました。


2cf10ed3.jpg
こちらは日本固有の品種"甲州"です。
さきほどのカベルネ・ソーヴィニヨンが垣根式だったのに対し、甲州は棚式に仕立てられています。


8659df4c.jpg
その後、特別にワイン製造に使われている機器を見せていただきました。
これは圧搾機。


1263b724.jpg
こちらは発酵樽。


8f9a3a93.jpg
そしてこの日はなんと樽出し新酒ワインが飲める最初の日だったのです。
2011年に収穫されたワインを初日に飲める喜び♪


bdc0f589.jpg
貯蔵庫内はひんやりとして、ワイン樽で埋め尽くされています。


ed54af21.jpg
新酒はステンレスタンクから注がれます。


c2cf89c6.jpg
まずはリースリングフォルテから。
リースリングフォルテは、

日本固有のぶどう品種である「甲州三尺」と、欧州系品種「リースリング」の交配により誕生した、サントリーの開発品種

とのこと。

リースリング由来の甘い風味。甲州のバランスのいい酸味。新酒でなく少し寝かせたらどうなるのか、とても行く末が気になる味でした。


4f833126.jpg
こちらはシャルドネ。新酒のうちからすでに気品を感じさせる味わいでした。


b1daf9a3.jpg
そして技師長自ら注いでくださったメルロ。
飲んでみて「醤油・・・?お煎餅・・・?」と今までのワインから感じたことのない風味に驚きました。
赤の新酒というとガメイ種のボジョレーヌーヴォーが有名ですがまったく違う風味でした。

この少しとがったメルロの風味が熟成によって美味しい味わいに変化していくのですね。


8a2880ae.jpg
その後、トンネルを抜けた先にある部屋で、


393d0b4c.jpg
4種類のワインのテイスティングをしました。


650f6661.jpg
テイスティングしたのはこの4種。
左から

・登美の丘(甲州) 2009 / 750ml / ¥3,360 / Alc 12.0%
 豊かな樽香。甲州種ならではのバランスのとれたドライな味わいが感じられました。

・高山村シャルドネ 2009 / 750ml / ¥3,171 / Alc 12.5%
 メロンやとうもろこしの風味を感じました。
シャルドネというとシャープな香りをイメージしていたのですが、
こんなにも甘い香りがするシャルドネは初めて飲みました。

・塩尻メルロ 2008 / 750ml ¥3,497 Alc 13.0%
 僕が個人的に「枝っぽい、種っぽい」と表現しているテイストのそのままの味。
タンニンが強めで力強いと感じました。こういうワインは普段飲まないのですが、
どういう料理が合うのか、家で試してみたいと思いました。

・登美(赤) 2007 / 720ml ¥12,600 Alc 12.5%
熟したベリー系の香り。酸味、渋味、樽香がどれも突出せず、
非常に高い水準でバランスが取れていると感じました。
これが4000円ぐらいだったら即購入しちゃう味ですが12600円・・・う~ん・・・。


6f15a2e5.jpg
その後はこちらのワインもテイスティング。
"にごりロゼ 2011""甲州 2010""マスカット・ベーリーA 2009"

中でもにごりロゼの極甘の中にも感じられるロゼらしいすっきりした味わいが印象的でした。


592db678.jpg
さらに有料試飲も実施。
カベルネ・フラン2002。
ボトルで買うと4000円以上しますが、グラスで飲むと200円!これはお得です。


0ad9f334.jpg
ワインテラスにて懇親会。
高谷さんの音頭で乾杯です!


0ad48350.jpg
チーズの盛り合わせ。いぶりがっこが意外にも白ワインに合う!


a81f490f.jpg
生ハムとオリーブ。


d9864cbd.jpg
ソーセージとフライドポテト!


8ff6f2a4.jpg
数種類のワインを好きなだけ飲むことができました。
僕は昼食時に飲んだ"登美の丘(赤) 2008"をたくさんいただきました!


d23cd399.jpg
もっともっと飲んでみたいという欲求を駆り立てる魅力が登美の丘のワインにはあります。

ご一緒させていただいた高谷さん、サントリートピックスのみなさん、ブロガーのみなさん。
ありがとうございました!