10月12日に東京・八王子で開催された「磯沼ミルクファーム 大人の社会科見学」に僕と奥さんと1歳11ヶ月の娘と参加してきました!
磯沼ミルクファーム(磯沼牧場)は京王高尾線・山田駅の近くに位置します。住宅地の中にある都市型牧場に分類されます。
牧場内に入ると何だか甘い香りがします。それは牛舎の寝床や歩くところにコーヒーやココアの殻が敷かれているからです。これらのおかげで牧場特有の糞尿のにおいがずいぶん抑えられていました。
この日は「大人の社会科見学」ですが子どももたくさん来ていました。たくさんの牛たちにみんな興奮!わらを食べさせたり、撫でてみたり。
でもうちのムスメはちょっと怖いようであまり近づけません・・・今日一日で慣れるかな??
イベントはこのような流れで行われました。僕がいちばん楽しみにしていたのは牛乳やヨーグルトのブラインドテイスティング!
きき酒ならぬきき牛乳!1と2は明らかに濃厚。色味も3と4とは少し違いますね。2の方が少し酸味がありました。3がおそらく一般的なホルスタインの牛乳。4は1や2ほど濃くはないですが穏やかな甘味がありました。
というようなことをまわりの人と話しながら牛乳を飲み比べました。正解は1はブラウンスイス牛乳(磯沼産搾り立て)、2はジャージー牛乳(磯沼産搾り立て)、3は市販の高温殺菌(130℃で2秒)のホルスタイン牛乳、4は低温殺菌(65℃で30分)されたホルスタイン、ブラウンスイス、ジャージーの牛乳をブレンドした「みるくの黄金律」(磯沼産)でした。市販の牛乳と磯沼産の牛乳の違いは歴然でした!
続いてはききヨーグルト!これももちろん初めてです。1と3がとても濃厚!2がおそらく市販のヨーグルト。正解は1はジャージー牛乳のヨーグルト(牛名:よもぎ)、2は市販のヨーグルト、3はジャージー牛乳のヨーグルト(牛名:しずく)でした。1と3は同じジャージー牛乳からつくられたヨーグルトですが味わいがけっこう異なりました。これはかあさん牛のおくりものとして、かあさん牛の名前入りで実際に販売されています。自分が食べたヨーグルトがどの牛から搾られたミルクかが分かり、実際にそのかあさん牛に会いに行けるというのはとても素敵なことですね。
続きましてピザをつくりました!磯沼さんが前日から仕込んでくれた磯沼産の牛乳が入ったピザ生地。
この生地を各自、麺棒で伸ばしていきます。我が家の料理隊長(ムスメ)も生地を伸ばしてくれましたよ!
伸ばした生地にホールトマトを薄く塗り、魚介やたまねぎ、ピーマン、パプリカ、チーズ、ミニトマト、カボチャなどを乗せて・・・
溶岩石窯に入れて焼きます!ワインを飲みながら数分待っていると・・・
こんなに美味しそうに焼けました!
ピザと一緒にいただいたのは磯沼産のバターやホエーが入った
野菜たっぷりのスープ!
溶岩石窯ではホックホクのさつまいもや、
家から持参したじゃがいもを焼いてもらってトリュフ塩をつけて食べたり!
中でもすごく美味しかったのはりんごと磯沼産のフレッシュチーズでつくったピザ!薄くてパリパリに焼けたピザ生地と、りんごとフレッシュチーズの爽やかな酸味とはちみつの組み合わせが最高でしたー!
食後はムスメに乳搾り体験をさせたり・・・
仔牛を抱っこしてみたり・・・
牧場内を磯沼さんのお話を伺いながら牛ちゃんと一緒に散歩したり・・・
牛ちゃんに葉っぱを食べさせたり・・・
牧場に来た当初は牛に近づけなかったムスメ。おそるおそるですが葉っぱをちゃんと食べさせることができました!仲良くなれたかな!?
磯沼ミルクファーム代表・磯沼さんからさまざまなことを教わりました。牛乳とは、本来おかあさん牛が仔牛を育てるために与える愛情のかたまりであるということ。今の時代、お金を払えば誰でも簡単に飲める牛乳ですが、実際に牧場に来て牛たちを間近で見て触って、仔牛を抱っこして、そして特におかあさん牛の名前の入ったヨーグルトを食べてみて牛の命を分けてもらっているという気持ちが強くなりました。自分が住む八王子にこんなステキな場所があることを誇りに思います。定期的に足を運んで牛とふれあい、家族と共に命を分けてもらっている感覚を忘れずに生活していきたいと感じました。
磯沼ミルクファーム
〒193-0934東京都八王子市小比企町1625
TEL:042-637-6086
FAX:042-637-6186
milk@isonuma-farm.com
公式サイト
→http://isonuma-farm.com
コメント
コメント一覧 (2)
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こちらこそ先日は楽しい時間をありがとうございました!
どうぞどうぞ!シェアしてくださいー!また牧場にお伺いします〜♪